日付:2021年11月13日(土曜日)

時間:10:00〜13:00

団体:室戸市「室戸世界ジオパークセンター」

参加人数:12名

室戸ユネスコ世界ジオパークを中心に活動されている「室戸市観光ガイドの会」の会員の方や、一般の方12名が参加する研修会で、県政出前講座を実施しました。
 会員の方々は、室戸ジオパークを訪れる観光客や学生に対し、室戸の自然や大地の成り立ちについて普段からガイドされていますので、南海トラフ地震への関心も高く、2時間に亘る長時間の研修会でしたが熱心に聴講されていました。
講義では、長期評価(時間予測モデル)の根拠となっている室津港の隆起の話しや、付加体ができるメカニズム、ジオパークセンターに設置されているDONET2の陸上局の役割、室戸は3分で津波が到達するという予測から避難放棄者を出ていることへの懸念や対応策など、室戸に関する話題を織り交ぜながら話しをしました。
 担当の職員の方から、講義を受けて今後は防災学習プログラムを充実させていきたいとの話しを伺い、大変頼もしく感じました。(コメント:北川) 講師:北川尚、小松幹