日付:2022年9月16日(金曜日)

時間:13:00〜15:00

団体:高知市大手筋「オーテピア高知図書館」

参加人数:4名+WEB参加 40名

 「オーテピア高知図書館」の休館日に行われている月例の研修会において、南海トラフ地震について職員が改めて学習することを目的に職員66名が参加して、第5回県政出前講座が開催されました。コロナ感染対策のため、参加者をホールと研修室の2カ所に分けて、2元同時に進行する形での実施となりました。
今回の講義では、最初に県が作成した啓発ドラマ「その日、その時・・・」を視聴し、その後、東日本大震災後に盛んに使われた「正しく恐れる」が、オーテピアゆかりの寺田寅彦の警句を引用していることに触れたうえで、南海トラフ地震でのリスクや被害想定について詳しく説明しました。
オーテピアでは、防災情報サービスとして、利用者に災害や防災に関する情報を提供しており、窓口での問い合わせ対応には一定の防災知識が求められることから、今回の出前講座はそういった意味からも大いに役に立ったとの評価の声をいただきました。また、図書館を利用される多くの方々に、こういった講義を聴いてもらう機会を作っていきたいとの前向きな意見もありました。
図書館3階にある“防災・安全コーナー”では防災グッズなどの展示と併せて、県の啓発冊子“南海トラフ地震に備えちょき”などのパンフレットやチラシも配布しているそうです。これらの中でも“備えちょき”は特に好評で、持ち帰り部数を制限しないといけないほどの人気とのことでした。(コメント:北川)講師:北川 尚・小松 幹