活動記録
第18回県政出前講座

日付:2023年11月20日(月曜日)
時間:09:30〜11:30
団体:高知市「総合あんしんセンター」3F 大会議室
参加人数:179名
高知市「放課後児童クラブ」では、支援員の資質向上を目的として毎月研修会を実施しており、今回の研修では、「児童クラブ開設中に南海トラフ地震が発生したら?」という状況設定のもと、指導員の防災意識を高めたいとの思いから県政出前講座を申し込まれたそうです。
南海トラフ地震の被害想定において、高知市は強い揺れや津波に加え、地殻変動に伴う地盤沈降によって長期浸水が起きることや、液状化による避難経路の閉塞、高知市が導入を推進している感震ブレーカを設置する場合の留意事項、高知市を襲う津波挙動の特異性などについて詳しく説明しました。
特に、高知市内35校のうち8校が長期浸水による救助優先エリア内に立地していることから、児童クラブで生徒を預かっている状況下での取るべき対応について、正しいシナリオに基づいて事前にいくつかの行動パターンを検討しておくことが重要であるといった問題提起を行いました。(コメント:北川) 講師:北川尚、小松幹