活動記録
第13回県政出前講座

日付:2024年7月28日(日曜日)
時間:16:00
団体:香美市消防本部 香美消防署2F研修室
参加人数:220名
香美市の中村4防災会は、指定避難所の香美市立鏡野中学校の東側に隣接しており、地区内には香美市消防署や香美市医療救護所倉庫があり、地区全体が災害支援の拠点になることが予想されています。
このため、南海トラフ地震による家屋倒壊や津波、火災などで被害にあわれた方が殺到する可能性が高く、そういった事態に備えて早急に準備をしておかないと、震災後にパニックとなり地域住民に多大な不安やストレスを引き起こすことが危惧されています。
そこで、本日の講習会では「地震で中村4地区はどうなる? やるべき備えは? 避難所運営は大丈夫か?」をテーマに、参加者に予想されるリスクを正しく理解してもらい、地域住民として準備しておかなければならないことはどういったことかを具体的にイメージしていただくことに重点を置いて、能登半島地震で明らかになった避難所運営の課題などを織り込みながら話しをしました。
講演後には、行政が開催する講習会では聞くことができない話しを、具体的な事例や映像を使って分かりやすく説明していただき、中村4防災会の今後の防災活動の方向性が見えてきたように感じたとの感想をいただきました。
(コメント:北川)講師:北川尚、小松幹