活動記録
第18回県政出前講座

日付:2024年10月9日(水曜日)
時間:13:00〜14:00
団体:南国市 社会福祉法人来鳥会「南海学園」会議室
参加人数:27名
第18回の県政出前講座を、南国市の南海学園で27名の職員の方が参加して開催されました。
南海学園は、入所(利用)する18歳以上の知的障害者が、可能な限り地域における生活に移行できるよう日常生活の援助及び日中活動の支援を行っている施設で、毎年、“防災の日”に合わせたイベントとして、職員や支援者を対象に防災研修会を開催しているそうです。
今回の研修会では、能登半島地震や臨時情報の発表などを通して、南海トラフ地震への備えの大切さを職員などが痛切に感じていることから、南海トラフ地震について改めて学びを深めたいとの依頼でした。
出前講座の後は、起震車体験や煙体験、消火訓練などの実技も併せて実施することとしており、来るべき南海トラフ地震から自分自身はもちろんのこと、施設の入所者や利用者の安全を確保するといった強い意識のもと、参加者全員が熱心に聴講されていました。
講義では、南海トラフ地震について全般的に説明するとともに、臨時情報での国や自治体からの呼びかけ「日常の生活を行いつつ、日頃からの地震への備えを再確認する等、警戒レベルを上げて生活する」というメッセージの意図について説明しました。
講義内容はビデオ撮影しており、当日参加できなかった職員などにも共有するとのことでした。また、研修会を企画した担当者からは、これまでに開催した研修会のなかで、一番充実した内容の話しを聞くことができて大変役に立ったとの感想をいただきました。
(コメント:北川)講師:北川尚、小松幹