日付:2024年11月10日(日曜日)

時間:10:00〜11:30

団体:高知市 潮江市民図書館「地域コミュニティ室」

今年に入ってから、能登半島地震を皮切りに、4月には宿毛市で震度6弱を記録した豊後水道地震や、8月に運用開始後初の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されるなど、市民には南海トラフ地震への危機意識が高まっていることから、潮江市民図書館が定期的に催している市民学校において出前講座が開催されました。
講座では、地震の揺れや津波による被害想定について詳しく説明するとともに、少ない負担で住宅の耐震化ができることや、揺れが収まったらすぐに避難しなければならないことを伝えました。
また、高知市では地盤変動に伴う長期浸水対策が重要で難しい課題であることから、想定される事態への理解を高めたうえで、どの様に対応すればよいかを事前に話し合っておくことの大切さや、南海トラフ地震では超広域災害となることから、救助や支援はすぐには期待できないため自らがしっかりと備えなければならないことについて、参加者がしっかりと理解していただけるように特に詳しく説明しました。        (コメント:北川)講師:北川尚、小松幹